9月1日は防災の日年に一度の「備え総点検」チェックリスト
せっかく防災グッズをそろえても、じつは「置いたきり」が一番あぶないんじゃ。 いざという時に、非常食の期限が切れていた、電池が放電していた、懐中電灯がつかなかった——これは本当によくある話でな。 備えは、育てる植木のように、ときどき手入れがいるんじゃよ。 そこでおすすめなのが、9月1日の「防災の日」を、年に一度の総点検日にしてしまうこと。 この記事では、その日に何を見ればいいかを、4つに分けて紹介するぞ。
なぜ「年に一度の総点検」なのか
防災の日は、毎年9月1日。1923年の関東大震災にちなんで定められた日じゃ。台風の多い時期でもあり、備えを見直すにはうってつけなんじゃよ。
「点検はこまめに」と言われても、忙しい毎日ではなかなか続かん。じゃから逆に、「年に一度、9月1日だけ」と割り切るのがコツなんじゃ。 日にちを決めてしまえば、カレンダーが思い出させてくれる。誕生日や年賀状のように、季節の行事にしてしまえばええ。 わしが毎日言っているローリングストックのように普段から使い回すのが理想じゃが、まずは「年に一度、まとめて見直す」から始めれば十分じゃ。
図解: 総点検チェックリスト
点検するのはこの4つの箱じゃ。印刷して、点検しながらチェックを入れていくと抜けがない。冷蔵庫に貼っておけば、来年の目印にもなるぞ。
① 食べる・飲む
箱の奥に眠っている非常食を、いちど全部出して並べてみる。期限が近いものは、この機会に食べて、新しいものを買い足す。「点検日の晩ごはんは非常食」と決めておくと、味の確認も兼ねられて一石二鳥じゃ
水にも賞味期限がある。1人1日3リットル×最低3日分あるか、量もあわせて確認を。家族が増えた・減った時は、必要な量も見直すんじゃ
停電時の温かい食事に欠かせないカセットボンベ。使用期限は製造からおおむね7年が目安じゃ。本体に製造年が刻印されておる。本数が足りているかも数えておく
② 電気・明かり
乾電池にも「使用推奨期限」がある。液漏れした電池は機器を傷めるから、古いものは入れ替える。補聴器を使う方は空気電池の予備もこの時に
モバイルバッテリーは、使わなくても少しずつ電気が減っていく(自然放電)。年に一度は満充電にし直す。ポータブル電源をお持ちなら、同じく充電を
これは必ず実際にスイッチを入れて確かめる。「持っている」と「使える」は違うんじゃ。手回し充電式なら、回してみて明かりがつくか、ラジオが鳴るか確認を
③ 持ち出し袋
袋に入れた常備薬が古くなっていないか。処方が変わっていれば入れ替える。お薬手帳の写真も新しくして、家族にも送り直しておくと安心じゃ
9月の点検なら、これから寒くなる季節に向けて。夏物のインナーやうちわを、カイロや保温シート、厚手の靴下に入れ替える。逆に春の点検では夏物へ。季節の変わり目に見直すと合理的じゃ
停電では電子マネーが使えず、公衆電話には小銭が要る。千円札と小銭を少々。保険証や免許証のコピー、予備の老眼鏡も入っているか確認を
持ち出し袋はな、一度背負ってみるのが一番の点検じゃ。 「重すぎて走れん」と分かったら、それは中身を減らすサイン。 実際に持てる重さかどうか——これは、体でしか点検できんのじゃよ。
④ 家と情報
よくある質問
Q. 防災の日はいつ? なぜ9月1日?
A. 毎年9月1日じゃ。1923年9月1日の関東大震災にちなんで定められた。台風の多い時期でもあり、備えを見直すのにちょうどよい。8月30日〜9月5日は「防災週間」じゃよ。
Q. 点検はどのくらいの頻度で?
A. 少なくとも年に一度、まとめて総点検するのがおすすめじゃ。9月1日を「点検の日」と決めてしまえば忘れん。普段使いのローリングストックと組み合わせれば、期限切れはもっと防げるぞ。
Q. カセットボンベや消火器にも期限が?
A. あるぞ。カセットボンベは製造からおおむね7年、住宅用消火器は約5年が目安じゃ。どちらも本体に期限や製造年が書いてある。切れていたら買い替えを。